声楽・合唱と車好きのブログ

趣味だからこそ極めたい。そんなアマチュア声楽家の日記兼雑記です。レッスンの申込みも受付中です。

趣味の声楽・合唱に関すること、車に関することについて、日記・雑記形式で書いています。
結構毒舌になることがあるので、その点ご容赦くださいませ。

声楽・合唱と車好きのブログの人気ブログ記事

  • 日本人はバリトンばかり?

    音楽関係者の方と話をすると、日本人(男性)に一番多いのはバリトンと答える人が多いです。 実際のところどうなんでしょうか。統計を取れるものではないので想像することしかできませんが、私の考えを書いてみます。 ①若年層の声 私はまだギリギリ若手に入る年代ですが、同級の男性諸君は押しなべて声が高いです。 ... 続きをみる

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  • 息で歌うとは

    私の実践し、教えるY先生から継承したベルカント唱法では、全ての音を息だけで歌います。 つまり、発声技術=呼吸法です。決して筋力ではありません。 では、息だけで歌うとはどういうことか。 実は、息だけで歌いなさいという指導を受けたのはY先生が初めてではありません。と言うか、さも当然のようにそういう指導... 続きをみる

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  • オクターヴ跳躍

    口開けハミングの応用編です。 発声練習では、3度、4度、5度くらいの跳躍はよく使うことが多いのですが、意外とオクターヴの跳躍練習はあまりやる機会が無いように思います。 ですが、オクターヴ跳躍の練習は、中級以上の方には非常に有用な練習です。 なぜならば、オクターヴ跳躍をするためには、 ・低音と高音を... 続きをみる

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  • 花粉

    今年の花粉はいつも以上にダメージが大きい気がします。 花粉症は今となっては国民病とでも言うべきものになりましたが、花粉症でない人にはその辛さはなかなか想像ができないところがあるかと思います。 簡単に言うと、花粉シーズンは常に風邪を引いているような感じになります。 普通の人にも辛いですが、これ、私の... 続きをみる

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  • 男性にとってのパッサージョ

    男性にとってのパッサージョは、はっきり言って”超”難しい技術の筆頭だと思ってます。 これは女性にはおそらく理解できないほどの難しさです。 私がレッスンをしていても思いますが、女性の場合、中音域が理想的なポジションにはまれば、そこと同じところで歌うように意識するだけで、ほとんど全員の方が理想的なアク... 続きをみる

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  • ポジションを変えないこと

    歌うときにマスケラでポジションを確保した後は、ずっとそこで歌い続けるようにします。 生徒さんには、低音も高音も同じところ!歌い方を変えないで!と毎度のようにレッスンでは指導しています。極めてシンプルな指導ではありますが、これが無意識にすんなりできるなら発声についてほとんどの問題は解決しているでしょ... 続きをみる

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  • 支えについて

    発声ネタは自分が苦労した分いくらでもあるのですが、多くの人が誤解している「支え」について私の見解を書いてみたいと思います。 まず、支えとは、何を支えているのか。声でしょうか? これは、息です。息を支えるのと、声を支えるのとでは全然違います。 支えは、発声に必要な息を送るのに必要な分だけあればいいの... 続きをみる

  • パッサージョで何をすべきか

    パッサージョ、すなわち、その声種にとっての中音域にあたる場所は、どの声種も共通して4度の音域になります。 パッサージョへの入口を第1パッサージョ、アクートへの出口を第2パッサージョと呼んだりもします。 パッサージョで必要なのは、”我慢”です。 何を我慢するかと言うと、”何か変えたくなる感覚”を我慢... 続きをみる

  • 響かせるのをやめてみよう

    声を響かせようという意識のある方は、それだけでご立派なことと思います。(嫌味ではなく) そもそも力づくで喉で押した声で歌っていたり、支えの入らないふわふわした声で歌っている人は、響かせるどころではないでしょう。 だから、今日の話はある程度歌える(ようになった)人向けということになりますか。 そのく... 続きをみる

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  • 吸った息をそのまま使って歌う

    自分自身ができるようになったからこそ、やっとその真の意味がわかったことがあります。 それは、ベルカントにおける呼吸の極意とも言えるのですが、 「吸った息をそのまま使って歌う」というY先生の教えです。 私は、これが長いこと正確に理解できずにいました。吸った息をそのまま使って歌うなんて当たり前じゃない... 続きをみる

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  • 覚醒??

    ここのところ、花粉症に加えて風邪を発症したみたいで、とんでもなく不調な日々を過ごしておりました。いや、現在進行形なんですけど。 起きたら喉がすごく痛くて、喋り声も掠れてまともに電話に出られない状態です笑 そんな状態でもY先生のレッスンは受けたかったので、「いやいや、休めよ」という頭の中の声を無視し... 続きをみる

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  • 合唱団S練習(3/5)、K先生との別れ

    ロ短調の音取りが1周したので、合唱部分を最初から最後まで通して歌いました。 ソロを割愛しても、1時間20分かかりました。いやー、これ聴く方も相当大変ですね。。 指揮者の先生がどこまで求めているかわかりませんが、声楽の手ほどきを受けていない方々には色々と無理がある選曲だと思いますよ。 私はこの団は7... 続きをみる

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  • バス?バリトン?テノール?

    何のことかと思われるかもしれませんが、私の声種のことです笑 声種をどのように決定するかという話になると、アカデミックで小難しい文章になりそうですので、もう少しざっくばらんに書いてみます。 私が初めて歌に触れたのは大学の混声合唱でしたが、入団時に発声したところ、「君はテノールだね」と言われました。 ... 続きをみる

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  • テノール・ソプラノに見られる現象

    テノール・ソプラノに見られる現象、これは特に合唱団員に多く見られる傾向なのですが、ちょっと気になったので記事にしてみます。 それは、”パッサージョが無くて突然ソプラクートする”という現象です。実際に彼らの中で何が起きているのかバリトンの私には理解が難しい部分もあるのですが、推測も交えて書いてみまし... 続きをみる

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  • マスケラについて

    ベルカントの呼吸法を理解してくると、最終的(と言っていいのかわかりませんが)にはマスケラをどう考えるかというところに行き着くような気がしています。 マスケラのことを理屈で考えてマニュアル化しようとすると、多くの場合発声に迷いが生じます。また、マスケラについては、声楽教師の数だけ考え方があるとも言え... 続きをみる

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  • CX-3納車!

    契約したCX-3の新車がついに納車となりました! 左が前車デミオ、右が新車CX-3です! 2,000ccのガソリンモデル、色は新色のソウルレッドクリスタルメタリックです(*´∇`*) CXシリーズと言えば、このCX-3は末っ子。 4は中国での販売、5は言わずと知れた名車、6は欠番で7は過去にあった... 続きをみる

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  • 声区について

    さて、ブログを開設してから、合唱練習や声楽レッスンのことを中心に日記形式で書いてきました。 せっかく声楽を勉強しているので、今日からは、私が普段使っているテクニックについて、色々と紹介していきたいと思います。(もちろん、適度に日記も書きます) 今回は声区のことについて書いてみたいと思います。と言う... 続きをみる

  • 休む、という練習

    花粉症がきつくて、1日、2日練習を休んでみると、休む前より声が滑らかに出ることに気がつきました。 決して花粉症が治ったわけではないのですが、この自身の変化を鑑みるに、練習は毎日やればいいものでもないのかなと思いました。 私はあくまでアマチュアの声楽家ですから、1日の練習時間は仕事帰りの1時間が限界... 続きをみる

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  • 素晴らしいバス歌手

    アラステア・マイルズというバス歌手。 素晴らしいベルカントのテクニックをお持ちだと思います。 この目線の高さで息を吐き続ける感覚がとても大事なのですが、そこに至るまでに顔面で発音する感覚と、喉頭をリラックスさせる感覚を適切にリンクさせる必要があり、これがとても難しいんですよね。 一見するととてつも... 続きをみる

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  • 譜読みについて(長文注意)

    合唱にしてもソロにしても、その曲を自分のものにできるかどうかを分けるのは、譜読み作業だと思っています。わかってはいても、なかなか理想的な状態で譜読みを終えられるとは限らないのですが、それはとりあえず置いておきましょう。 私にとって、譜読みとは、先生の前で演奏する、あるいは全体で合わせる直前までに行... 続きをみる

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  • Hさんレッスン(11/28)

    1年半ほどレッスンしていたHさんが、しばらくお休みすることになりました。 定演後は続ける意思を示されていましたが、色々検討された末に決断されたようです。 元々声楽を学びたいというよりも、合唱で不自由無く歌えるようになりたい、という目標だったHさん。その意味では当初の目的はもう十分に達成されたと言え... 続きをみる

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  • Y先生レッスン(11/22)

    いつも使っていたスタジオに空きが出たので、レッスン場所も元に戻りました。 なぜかY先生のレッスンの日に限って、いつも体調が万全ではありません。おそらく、週の真ん中である水曜日にレッスンを設定するのが多く、仕事の疲れが溜まる頃なのでしょう。。 それに加えて、仕事で外で3時間くらい歩かされることがあり... 続きをみる

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  • 声が先か、歌詞が先か(音源有り)

    日曜日の本番を歌って悩ましかったのが、標題です。 録音を聴いてくださった方はどう感じられたでしょうか。 独立した1曲の歌曲を歌うのであればまた違うのですが、このように歌曲集の中から抜粋して歌う場合、抜粋とは言え、そのストーリーや場面展開を頭に入れた上で歌う必要があります。 そうするとどうしても表現... 続きをみる

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  • 男声とファルセット

    男性には、原則として実声と対になるファルセットと呼ばれる声が存在します。 ”原則として”と書いたのは、どうやら女性にはファルセットという概念が無いようで、女性的発声をする一部の男性にもそのような傾向が見られるからです。 合唱団のテノールで、アクートは無いがミックスボイスで歌っている方がいたので、「... 続きをみる

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  • 声を視る

    プロ/アマという括りを設けなくとも、声楽家にとって一流と二流をわけるラインというものが、確かにあるように思えます。 私は自分が一流であるだなんて大層なことを申し上げるつもりは毛頭ありませんが、そのレベルに達するために意識しておきたいとは思っています。 それが何か、というと、「声を視る」という概念で... 続きをみる

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  • スイフトスポーツ試乗記録

    ○ボディタイプ 5ドアハッチバック ○排気量 1,400ccターボ ○燃料 ハイオク ○ミッション 6速AT ○エクステリア 実写で見るとかなりごつごつしてて角ばってます。ノーマルのスイフトとは結構違う感じがしました。スポーツグレードってことでいいと思います! ○インパネ うーん、赤色の加飾とか頑... 続きをみる

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  • CX-3(燃料計)

    満タンにしてから空になるまで走ってみた結果です。 平均燃費についてはまだ新車ですのでアテになりませんが、マツダ車の燃料計はガソリン残量が減るほど目盛が減る速度が速くなります。これはデミオもそうだったし、おそらくマツダ車全体に共通する仕様なんだと思います。 ギリギリまで減らしてから給油することはまず... 続きをみる

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  • 合唱をやる人

    私は声楽を学んでおりますが、合唱も好きです。 ・・・こうやって書いて違和感のある人は多分あまりいないと思います。それは、みんなどこかで”合唱と声楽は別物”という考えがあるからでしょう。 声という楽器を使って演奏する芸術、という意味において、声楽も合唱も同じことです。ここで言う声楽は、もっぱらソロに... 続きをみる

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  • Y先生レッスン(9/6) ※音源あり

    昨日は、Y先生のレッスンでした。 Y先生には昨年の12月に師事させていただいたばかりなのですが、私との相性が非常に良く、Y先生のおかげで発声に関する疑問は無くなりました。 Y先生はレッスンプロではなく、現役で活躍されているソプラノ歌手です。たまたま、色々な偶然が重なり師事することになったのですが、... 続きをみる

  • Y君(テノール)レッスン(9/3)

    今日は、レッスン生唯一の男性にしてテノールのレッスンでした。 多忙な職場のようで月1で通うのが精一杯な方ですが、よく勉強してくださっています。 彼の強みは特に高音です。 高音が出ないテノールは正直存在価値が危ぶまれると思いますが、彼はレッスン開始一年足らずでHiDくらいまで出せるようになりました。... 続きをみる

  • バスを教えられない悲しさ

    私自身がバリトンなので本来はバスやバリトンの方を教えるのが相性が良いように思われるかもしれませんが、はっきり言って全く逆なのが実態です。 今までの経験では、最も教えやすいのがアルト。次にソプラノ。そして、テノール、です。 バリトン・バスの方は、1年くらい教えた方もいらっしゃいましたが、あまり成果が... 続きをみる

  • 発声技術とレッスン

    歌って、誰でも歌えるし、大衆文化と化したカラオケに連れ立って行けば、1人か2人はとっても上手に歌える人がいますよね。 だけれども、いや、だからこそなのか、歌うことをテクニックとして捉える概念って希薄になりがちなのかなーと思います。 発声技術とはどういうことか。一言で言えば、「いつ、どんなときでも、... 続きをみる

  • Nさん(ソプラノ)レッスン(8/30)

    現在4名の方のレッスンをさせていただいておりますが、内訳はソプラノ3人とテノール1人という構成です。 私はバリトンですから、バスやアルトの方が似た声域で教えられて都合が良いのですが、これまで依頼された方もソプラノが多く、アルトは2名、バリトンとバスは各1名ずつでした。 昨日の生徒さん(以下Nさん)... 続きをみる

  • 私の音楽歴

    私の音楽歴を書いてみます。平坦な道のりではなく、少し長くなりますので、お時間のある方のみお付き合いくださいませ。 ○中学~高校 私は中高一貫の男子校出身ですが、吹奏楽部に所属してホルンを担当しておりました。 この頃は全く歌に興味は無く、カラオケにも行ったことが無いほどでした^^; ○大学1年 吹奏... 続きをみる

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  • ブログ開設

    本日、ブログを開設させていただきました。 元はFacebook上で発声に関する情報やレッスン音源の一部を公開していたのですが、より多くの方にご覧いただけた方が有意義であろうと考え、ブログの開設に至りました。 個人が特定されない範囲で、色々と発信していきたいと思っております。 ご意見等ございましたら... 続きをみる

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