音楽関係者の方と話をすると、日本人(男性)に一番多いのはバリトンと答える人が多いです。 実際のところどうなんでしょうか。統計を取れるものではないので想像することしかできませんが、私の考えを書いてみます。 ①若年層の声 私はまだギリギリ若手に入る年代ですが、同級の男性諸君は押しなべて声が高いです。 ... 続きをみる
声楽・合唱と車好きのブログの人気ブログ記事
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男性にとってのパッサージョは、はっきり言って”超”難しい技術の筆頭だと思ってます。 これは女性にはおそらく理解できないほどの難しさです。 私がレッスンをしていても思いますが、女性の場合、中音域が理想的なポジションにはまれば、そこと同じところで歌うように意識するだけで、ほとんど全員の方が理想的なアク... 続きをみる
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歌うときにマスケラでポジションを確保した後は、ずっとそこで歌い続けるようにします。 生徒さんには、低音も高音も同じところ!歌い方を変えないで!と毎度のようにレッスンでは指導しています。極めてシンプルな指導ではありますが、これが無意識にすんなりできるなら発声についてほとんどの問題は解決しているでしょ... 続きをみる
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パッサージョ、すなわち、その声種にとっての中音域にあたる場所は、どの声種も共通して4度の音域になります。 パッサージョへの入口を第1パッサージョ、アクートへの出口を第2パッサージョと呼んだりもします。 パッサージョで必要なのは、”我慢”です。 何を我慢するかと言うと、”何か変えたくなる感覚”を我慢... 続きをみる
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声を響かせようという意識のある方は、それだけでご立派なことと思います。(嫌味ではなく) そもそも力づくで喉で押した声で歌っていたり、支えの入らないふわふわした声で歌っている人は、響かせるどころではないでしょう。 だから、今日の話はある程度歌える(ようになった)人向けということになりますか。 そのく... 続きをみる
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自分自身ができるようになったからこそ、やっとその真の意味がわかったことがあります。 それは、ベルカントにおける呼吸の極意とも言えるのですが、 「吸った息をそのまま使って歌う」というY先生の教えです。 私は、これが長いこと正確に理解できずにいました。吸った息をそのまま使って歌うなんて当たり前じゃない... 続きをみる
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ロ短調の音取りが1周したので、合唱部分を最初から最後まで通して歌いました。 ソロを割愛しても、1時間20分かかりました。いやー、これ聴く方も相当大変ですね。。 指揮者の先生がどこまで求めているかわかりませんが、声楽の手ほどきを受けていない方々には色々と無理がある選曲だと思いますよ。 私はこの団は7... 続きをみる
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何のことかと思われるかもしれませんが、私の声種のことです笑 声種をどのように決定するかという話になると、アカデミックで小難しい文章になりそうですので、もう少しざっくばらんに書いてみます。 私が初めて歌に触れたのは大学の混声合唱でしたが、入団時に発声したところ、「君はテノールだね」と言われました。 ... 続きをみる
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テノール・ソプラノに見られる現象、これは特に合唱団員に多く見られる傾向なのですが、ちょっと気になったので記事にしてみます。 それは、”パッサージョが無くて突然ソプラクートする”という現象です。実際に彼らの中で何が起きているのかバリトンの私には理解が難しい部分もあるのですが、推測も交えて書いてみまし... 続きをみる
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合唱にしてもソロにしても、その曲を自分のものにできるかどうかを分けるのは、譜読み作業だと思っています。わかってはいても、なかなか理想的な状態で譜読みを終えられるとは限らないのですが、それはとりあえず置いておきましょう。 私にとって、譜読みとは、先生の前で演奏する、あるいは全体で合わせる直前までに行... 続きをみる
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1年半ほどレッスンしていたHさんが、しばらくお休みすることになりました。 定演後は続ける意思を示されていましたが、色々検討された末に決断されたようです。 元々声楽を学びたいというよりも、合唱で不自由無く歌えるようになりたい、という目標だったHさん。その意味では当初の目的はもう十分に達成されたと言え... 続きをみる
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いつも使っていたスタジオに空きが出たので、レッスン場所も元に戻りました。 なぜかY先生のレッスンの日に限って、いつも体調が万全ではありません。おそらく、週の真ん中である水曜日にレッスンを設定するのが多く、仕事の疲れが溜まる頃なのでしょう。。 それに加えて、仕事で外で3時間くらい歩かされることがあり... 続きをみる
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日曜日の本番を歌って悩ましかったのが、標題です。 録音を聴いてくださった方はどう感じられたでしょうか。 独立した1曲の歌曲を歌うのであればまた違うのですが、このように歌曲集の中から抜粋して歌う場合、抜粋とは言え、そのストーリーや場面展開を頭に入れた上で歌う必要があります。 そうするとどうしても表現... 続きをみる
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○ボディタイプ 5ドアハッチバック ○排気量 1,400ccターボ ○燃料 ハイオク ○ミッション 6速AT ○エクステリア 実写で見るとかなりごつごつしてて角ばってます。ノーマルのスイフトとは結構違う感じがしました。スポーツグレードってことでいいと思います! ○インパネ うーん、赤色の加飾とか頑... 続きをみる
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昨日は、Y先生のレッスンでした。 Y先生には昨年の12月に師事させていただいたばかりなのですが、私との相性が非常に良く、Y先生のおかげで発声に関する疑問は無くなりました。 Y先生はレッスンプロではなく、現役で活躍されているソプラノ歌手です。たまたま、色々な偶然が重なり師事することになったのですが、... 続きをみる
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今日は、レッスン生唯一の男性にしてテノールのレッスンでした。 多忙な職場のようで月1で通うのが精一杯な方ですが、よく勉強してくださっています。 彼の強みは特に高音です。 高音が出ないテノールは正直存在価値が危ぶまれると思いますが、彼はレッスン開始一年足らずでHiDくらいまで出せるようになりました。... 続きをみる
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私自身がバリトンなので本来はバスやバリトンの方を教えるのが相性が良いように思われるかもしれませんが、はっきり言って全く逆なのが実態です。 今までの経験では、最も教えやすいのがアルト。次にソプラノ。そして、テノール、です。 バリトン・バスの方は、1年くらい教えた方もいらっしゃいましたが、あまり成果が... 続きをみる
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現在4名の方のレッスンをさせていただいておりますが、内訳はソプラノ3人とテノール1人という構成です。 私はバリトンですから、バスやアルトの方が似た声域で教えられて都合が良いのですが、これまで依頼された方もソプラノが多く、アルトは2名、バリトンとバスは各1名ずつでした。 昨日の生徒さん(以下Nさん)... 続きをみる
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