覚醒??
ここのところ、花粉症に加えて風邪を発症したみたいで、とんでもなく不調な日々を過ごしておりました。いや、現在進行形なんですけど。
起きたら喉がすごく痛くて、喋り声も掠れてまともに電話に出られない状態です笑
そんな状態でもY先生のレッスンは受けたかったので、「いやいや、休めよ」という頭の中の声を無視してレッスンは受けにいきました。
実は、今ほとんどまともに喋れないのですが、歌声は普通に出るんです。自分でも何でなのかよくわからないのですが。
こんな酷い状態なので、喉を使った声は絶対に出ません。必然的に声が最適なフォーム化されます。これも怪我の功名か・・・と思いつつ練習していたら、やたらと高音が楽に抜けていくルートが見つかりました。なんだろう、声帯がおかしくなってるのかな?とか思いつつ、レッスンでその声を使ってみたのですが、
Y先生「それだよー!それが貴方のアクート!!」
となぜか絶賛されました。
私「え、これでいいんですか?」
Y先生「完璧だよー。私にはどうやってるのかよくわからないけど笑」
Y先生は男性の発声はわからないそうなのですが、出ている声はばっちりらしいです。
じゃあどうやったのかと私なりの感覚を説明すると、”裏声”ですね、やっぱり。
今地声が全く出ないので、裏声でしか歌えないんですが、それがファルセットではないところにハマっているという感じです。
この声は今までも知ってはいたのですが、さすがに裏声過ぎて声量無いし、違うだろうなぁと思っていたものでした。先生いわく、凄い声量で響いているそうです。ちなみに、自分には蚊の鳴くようにしか聴こえないですし、録音してもそんなに声量があるようには聴こえません。半信半疑ではありますが、ここはY先生を信頼します><
録音してもわからないし、自分のベストな声を自分で聴けないのは何だか哀しいですね。
しかし、なんだ、風邪をきっかけに声が完成してしまうとは。。。Y先生も、「ある日急にわかるもんだよ。もちろん、基礎が積み上がってないと絶対無理だけどね」とのことです。
声の完成まであと1歩のところまで来ている人は、風邪を引いたらチャンスかもしれません!!笑 風邪で声が出なくても普通に歌えるところが正解です^^
しかし、荒療治すぎて上級者向けですが。。
レッスンは、表現と子音の捌き方が中心になりました。
これから発声のことを言われなくなるのかーと思うと嬉しいような寂しいような。
この次元から改めて発音を見直してみると、イタリア語がいかに歌いやすく、ドイツ語がいかに難しいかを思い知らされますね。
イタリア語を歌うときは、ただ息の上に母音を乗せればいいのであまりお腹のこととか考えないんですけど、ドイツ語はかなりお腹を使って発音しないとダメなことがわかりました。
なんちゃってドイツ語なら別にいいんですけどね^^;