現在４名の方のレッスンをさせていただいておりますが、内訳はソプラノ３人とテノール１人という構成です。

私はバリトンですから、バスやアルトの方が似た声域で教えられて都合が良いのですが、これまで依頼された方もソプラノが多く、アルトは２名、バリトンとバスは各１名ずつでした。

昨日の生徒さん（以下Ｎさん）は、まだレッスンを始めて半年も経ってないのですが、とても熱心に勉強してくださっているので、ぐんぐん上達しています。

自分自身が今のレベルに至るまで10年近くかかっている一方で、半年足らずでここまで伸びる人もいる。正確な方法論で声楽を学ぶことの重要さを身に沁みて感じます。

Ｎさんはとても感性が豊かで、曲を歌わせると私自身もハッとさせられるような表現をされます。一方で発声をテクニックとして捉える概念があまり無かったので、レッスンでは理論的なことを丁寧に説明しながら、発声との結び付きについて教えています。

女性の生徒さんは、結婚や出産を機にレッスンから離れる人がどうしても出てきてしまうのですが、今後も末永くレッスンさせていただきたい方です。

なお、レッスン音源については、プライバシー保護の観点から公開する予定はございません。代わりに、私自身のレッスン音源については、できるだけ公開していきたいと思っております。