声楽・合唱と車好きのブログ

趣味だからこそ極めたい。そんなアマチュア声楽家の日記兼雑記です。レッスンの申込みも受付中です。

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結構毒舌になることがあるので、その点ご容赦くださいませ。

Y先生レッスン(9/6) ※音源あり

昨日は、Y先生のレッスンでした。


Y先生には昨年の12月に師事させていただいたばかりなのですが、私との相性が非常に良く、Y先生のおかげで発声に関する疑問は無くなりました。


Y先生はレッスンプロではなく、現役で活躍されているソプラノ歌手です。たまたま、色々な偶然が重なり師事することになったのですが、そんな方なのでレッスン生はあまり多くありません。しかも、男性は私1人です。。。笑


おそらく名前を書くとこのような声楽関係のブログをご覧になる方であれば「えっ、あの人に?!」となると思われますが、Y先生にもご迷惑がかかるので、もし心当たりがある場合でもそれはご自身の胸の内に止めておいていただければと思います。。


さて、Y先生のご指導で特に重視されるのは次の2点です。


・息を真っ直ぐ吐き続けること
・最も明るい母音を維持すること


他にも細かいテクニックは教えていただいておりますが、結局はこの2点に帰結します。


最初の頃は、前者はいいとして、後者の意味がわかりませんでした。私が「A」の母音で歌っていても、「それは、AじゃなくてOだよ、Aで歌って」と言われ続けたものです。その意味が理解できたとき、あらゆる発声の疑問が氷解したのです。


発声のことは理解しましたが、まだまだ経験が足りないし、テクニックに甘えて表現が疎かになったりで、未熟者です。


だから私がレッスンする際も基本的には発声テクニックのみで、表現まで含めたことは教えていません。そりゃ自分にできることしか教えられませんよね(>_<)


Y先生は、私の成長を褒めてくださいますが、このような的確な指導をしてくださる先生が凄いのであって、私自身は言われたことをやっているだけです。


レッスンの方は、先月からモーツァルトのアリア集をやっています。今日は、新曲の「もし、踊りをなさりたければ」に入りました。フィガロが1幕で歌うアリアですね。


このアリアでまず難しいポイントと言えば、跳躍で出す最高音Fでしょうね。母音が「I」なので、母音の発声を理解していないとまともな音にならないし、そもそもバスバリトンにとってのFはかなり高い音です。アクートが出来ないと喉を痛めます。


やや長いですが通しの録音を上げてみました。初回にしては及第点・・・かな?


ttp://firestorage.jp/download/3009092a7a52d6afad22852dc40698bd6aa8ba57


レガート部分のアクートが甘いですねー、ここは次回までの課題!


アクートとパッサージョの技法についてはそのうち何回かに分けて記事にする予定です。

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