ゲルネ 冬の旅公演 ほか
週末は台風の影響で大荒れでしたが、そこそこイベントがありました。
土曜日は、Y混声のプチ本番ということで、地元の小さな音楽会に出演。ポップスの合唱編曲集から「どんなときも」「糸」の2曲を歌いました。こちら、会場が小学校の体育館ということでザワザワしており、とても歌う環境ではないので私のモチベーションは低かったです。しかも2曲歌って終わり!
その後団員は有志で打ち上げたようですが、打ち上げるものがないので帰りました笑
翌日、日曜日は藤沢にて第九2回目の練習。この天気の中出席者は多かったです。
前回周りで無茶苦茶に歌っていた人がお休みだったのか?音楽的にそこそこまとまりのある演奏ができていました。バスパートにも数人良い声の人がいらっしゃるようです。私はリリックな声質ですが、他にいわゆる”鳴る”声の人がいると楽ですね。今所属している合唱団では技量的に私が軸にならざるを得ないのですが、本来の私の声の役割は響きを付加する方じゃないかと思っています。
さて、その練習も休憩で退席し、ゲルネの冬の旅公演を鑑賞しにサントリーホールまで行ってきました!よりによってこの天気!
ピアニストが直前に交代するなどのアクシデントがあったようですが、ゲルネはさすが、持ち前の集中力を発揮して演奏していました。しかし、2014年の紀尾井の公演と比べて色々気になることを感じました。
まず、過剰なレガート。レガートはとても大事だと思うのですが、あまりにやり過ぎてほとんどの曲が非常にテンポが遅くなっていくのです。数曲は完全に譜面と乖離していたように思います。ピアニストが合わせるのが大変そうでした。
そして、2014年には、ゲルネの持つ声の威力・・・のようなものも堪能できたのですが、今回それはだいぶ影を潜めていました。アクートのコントロールが時々乱れ、何度かミックスボイス化していたのも気になります。また、フォルテになったときに相当力んでいたように見受けられ、最高音Gには残念ながら届いていませんでした。Fisも結構怪しかったです。
ゲルネは50歳を迎えたそうです。この歳になると、全盛期の声を維持するのは難しくなってくるのかもしれませんが、、、単純にちょっと調子が悪かっただけかもしれません。
あとは、相変わらずのゲルネダンス笑 どこ向いて歌ってんだよ!と突っ込んでました。逆サイドの人、多分ゲルネの背中しか見えてないぞ。。
終曲の解釈は、主人公自身に迷いを残した形で終わったのかな?流れ的には淡々としていて、絶望で終わったようには思いませんでしたが。演奏が基本的にアタッカで進められていたのもそう感じる要因かもしれません。
聴衆の質は普通でしたが、隣の中年男性が勝手に席移動するわ、演奏中に指叩いてリズム取るわでマナーがひどかったです。そこが残念でした。
全体的には値段に十分満足できる内容でしたが、ゲルネは今後歌唱スタイルを見直すべき時期に来ているのではないか?とも思わされた公演でした。
さて、土日は基本的に車移動でしたが、CX-3は悪天候でも随分安定していました。
これがGベクタリングコントロールのなせる技なのか?!
それにしても東京のコインパーキングの値段設定はめちゃくちゃですね。
18時から最大料金500円とかなのに、それまでは15分300円なんですけど笑