職場合唱団練習(12/12)
合唱団のボイトレでした。
ところで、私は”ボイトレ”という用語を好みません。声の技術は、1対1のレッスンで師から弟子へ継承されるべきものと私は考えています。その意味では、合唱団の全体レッスンは、声楽レッスンではありません。技術的なことは何も指導されないのですから。
なんだか、合唱団のボイトレを受けていると、いつもの発声練習をちょっと元気にやるだけのもの、としか思えないんです。そもそも、ほとんどの人はボイトレ1回受けてそれを自主練で研鑽することなんてしないでしょうし。1回受けて終わり。。これに何の意味があるんでしょう。
また、ボイトレの先生の経歴については尊敬しておりますが、その先生の発している声は必ずしも真似すべきものではないと感じます。
合唱団の人は知識も経験も耳も無いから、とりあえず偉い先生の言うことは全て正しいとして鵜呑みにするんでしょうけどね。
何というか・・・ボイトレをやること自体に反対はしませんが、受け手がもっと意識を高く持っていないと無駄だなぁと思いますよ。そういう人が集まっているなら、その時間で音取りしてあげた方がずっといいんじゃないかと思います。
辛口ですみませんが、同じように感じていらっしゃる合唱団員の方は結構多いんじゃないでしょうか。