第九初回練習
年末の第九に向けての初回練習が、藤沢市某所にてありました。
私は第九を歌うのは初めてです。譜面を眺めた限りとても素人が興味本位で歌えるようには書かれていませんが、日本の年末は至るところで第九が演奏されますし、たくさんの合唱団員が参加するわけですから、いったいどのように練習をしているのだろう?という興味は以前から持っていました。
私は第九初見とは言え、声楽の知識・技術とドイツ語のノウハウは持ってますからそれを頼りに参加してきたわけです。
でまぁ参加してみた感想ですが・・・これはひどい。。。
まず、神奈川県の合唱界に多少なりとも触れていると、藤沢にはとある有名な団体があることは知っている人が多いと思います。で、この団体から相当数の参加者がいるのですが、こいつらが本当にひどい。。。
「俺たちはかの有名な○○の人間である。弱小合唱団の面々は立場をわきまえて歌いたまえ」←こういう態度を臆面もなく出してるんですよ。いやーびっくりしました。他パートがちょっとしたミスをして指揮者に指摘されたら、あからさまに大声で”嘲笑”するんですよ。空気悪くなるでしょ、そういうことしたら。
で、君たちの歌唱力は相当残念だからね?何でそんな喉声でセンプレアクセントで吠えてるんですか??
そんなんだからアクートできるわけもないし、Eより上はだんまりですよ。で、Dから戻ってくるwww もうそういう声で歌うのは学生のうちに卒業しようよ?はぁ。
でね、極めつけは指揮者。この方、その団の関係者らしく、団の内輪ネタばっかり練習中に喋ってくるのな。他団は完全に白けきってますよ。私が最も憎んで嫌っている、”馴れ合いの音楽”、これを体現してくれていました。
こんな有様の練習でしたが、これでもレベルは高い方らしいです。もっと酷いところはバスが全員で主旋律を歌いだすとか?・・・ギャグですか?^^;;
ですが、今回とある事情で私の参加費は本番含めて完全無料なんです。チケットノルマもありません。それを考えると、この連中と歌う価値は無いけれども、第九を歌う機会としては絶好であるとも言えます。
あと4回練習して本番らしいです。とりあえず某団が近くにいない席に座りたいですね。
それにしてもこのような音楽レベル、人間性の方が集まっている団が神奈川県有数の実力団体として目されているとは・・・。やはり私にとって合唱界は生きにくい。
もっと演奏家は孤独であるべきと思うんです。少なくとも私はそうでありたい。