声楽・合唱と車好きのブログ

趣味だからこそ極めたい。そんなアマチュア声楽家の日記兼雑記です。レッスンの申込みも受付中です。

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結構毒舌になることがあるので、その点ご容赦くださいませ。

喉の形

生徒からは質問されないので特に疑問を持ってないんだと思うんですが、私は発声を理解する前は、「喉ってどういう形で開けるの?」って疑問に思ってました。


別に疑問に思わなければそれはそれでいいのですが、皆さんは疑問に思いませんか?


喉を開けることが、喉の奥の物理的なスペースとは関係ないことは既に書きました。しかしながら、喉の開け方について自分なりのイメージを持っておくことは必要かと思います。


喉を開けることについて、ボイストレーナーが説明したとしても、せいぜい「喉頭を下げて、軟口蓋を上げなさい」程度の説明になるのではないでしょうか。これは確かに喉を開く現象の物理的な説明にはなっていますが、あまり歌う際の助けにはならないです。


歌う際に喉頭を常に下げている必要は無いし、軟口蓋を引き上げようとして眉毛を釣り上げたり目を見開いている必要もありません。ですが、未だにそのような奇妙奇天烈な表情で歌っている合唱団員は多いですね。あれ、客席から見ると滑稽なのでやめたほうがいいと思うんだよなぁ。。。


あとは、喉の中に卵をくわえた感じとか、ボーリングの玉を入れているイメージとか、色々な人がいました。


結局は自分のやりやすいイメージを使えばいいと思いますが、私の場合喉を四角形に開ける感覚があります。丸でもなく三角形でもなく、四角く開けてます。


どういう四角形か。まず、底辺は、首の両端と鎖骨の交わっているところです。上辺は、両目の下辺りです。説明しようとすると難しいのですが、私が歌う際にはこの四角形の範囲で声がコントロールされるのを感じます。


低音側では首が拡がるような感覚を強く、高音側では頬骨から目線の高さで真っ直ぐ前へ飛んでいくエネルギーを強く感じます。


このとき、自分の耳に聴こえてくる声は、なんとなくくぐもっていてぼわーっとした雰囲気です。しかし、録音すると非常にブリランテで金属的な響きになっていることがわかります。


・・・と書いても読んでるだけじゃなかなかイメージしづらいですよね。


最近音源を上げていなかったので、昨日の合唱団Sの練習音源からバスが歌っている部分を抜粋してみました。四角く喉を開けるとこのような声になります。


結構久しぶりの音源公開な気がします笑 ロ短調いいですねぇ。


ちなみに私の声は外に出た響きだけ聞けばTHEバスバリトンという声ですが、自分の感覚ではこうはなってません。録音の私の声をそのまま真似してもダメなので、理解するにはレッスンに来ていただくしかありません(´・ω・`)


私が考えているのは呼吸法だけです。


テノール&バス音取り

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