ディートリッヒ・ヘンシェルさんリサイタル
日経ホールにて、ドイツリートの第一人者である、ヘンシェルさん(バリトン)のソロリサイタルに行って来ました。
声については、リート歌手にありがちなくぐもった響きで、残念ながら私の発声とは別物でした。おそらく、イタリア物は歌えないと思います。
しかし、ヘンシェルさんはすごくユーモアのある人柄だと思うのですが、身体全身を使った表現が印象的でした。ゲルネさんを思い出します笑
まぁ、私があんなにクネクネして歌ったら師匠に破門されそうなのでやりませんが、エンターテイメントとしてはありな気がしますね(^-^)
アンコールは何と7曲!今日は聴衆の質が良かったので、ヘンシェルさんもノッていたようです。
つーか、ヘンシェルさん持ち声良すぎ!そのまま歌えばいいのに勿体無い(・_・;
発声の参考にはなりませんでしたが、表現者としての心構えと言うか、そのようなことを学ばせていただきました。
来月はゲルネさんの冬の旅を聴きます。紀尾井ホールでも聴きましたが、当時と比べてどう解釈を変えてくるのか楽しみです!