グループレッスン(9/12)
昨日は、NさんとHさんを一緒にレッスンさせていただきました。
と言うのも、生徒さん達と一緒に12月の第九に参加することになったのですが、HさんからNさんのレッスンも見学したいとの申出があったからです。
第九もですが、まずは発声から。
とにかく1にも2にも呼吸法なので、呼吸法の概要をまとめたレジュメをお配りして、それに沿って説明するという形でレッスンを進めました。
私のレッスンでは声を実際に出してる時間の他にも、知識・理論的なことを学んでもらうややアカデミックな講義も行っております。
同じ発声メニューでお2人に順番に歌ってもらいました。2人ともなかなかのレベルなのですが、それぞれ課題が少しずつ違うのが面白いですね。
Nさんをレッスンしているときに、Hさんが興味深げに聴いていたのが印象的でした。他の人の声が私の誘導で変化するのを見るのは、新鮮なようです笑
第九の方は、私も初見だし、そもそも2人はドイツ語初めてなのでなかなか難航しております。全部指導するのは到底不可能なので、レッスンではポイントに絞って進めていく予定でおります。
呼吸法では、丹田を利用して難しいアクートを歌うやり方を教えました。
この方法については後日書く予定ですが、理解すると高音が面白いように鋭く遠くへ飛ぶようになります。まさに”必殺技”という感じです!
第九のバリトンソロのところが丁度そのテクニックを実践しやすかったのでやってみせてたのですが、やりすぎて起きたら腹筋が筋肉痛になっておりました笑
これだけ歌いこんでても筋肉痛とかなるんだなーとしみじみ。
同時にこれは常用するのはなかなか大変。使いどころは考えないといけないなと思いました。
オクターヴの跳躍とかで重宝します。あとは、跳躍が歌いにくいと感じるところで小技として使うかな。知ってると便利です。