Y先生レッスン(1/24)
Y先生のレッスンでした。
だいぶベルカントの呼吸テクニックが安定してきたかと思います。
音源を公開すると予告していたので、公開します。
Y先生にも褒められることが多くなりました。レッスン初期は怒られてばかりでしたから、随分進歩したものです。
私はリリックなバスバリトンの楽器を持っていると思いますが、第2パッサージョがCというとても低い位置にあるため、高音のコントロールがとても大変です。
音源の最高音はEsですが、私にとってのEsはテノールのBくらいに相当します。えーと、ハイバリだとFisくらいかな?
しかし、そこからE、Fに転換していくのは技術的にとても難しいのです。テノールで言うとH、Cあたりですが、おそらくテノールの方もBまでと、H、Cでは体感される発声難度が全然違うのではないかと思います。
ただし、難しいからと言って喉頭を動かしたり、変に力を入れて支えようとしても意味がありません。
楽器の形を全て同じにしたまま息の角度をミリ単位で変えていく感じです。
喉はアペルトに開きっぱなしなので、ミスると閉鎖が抜けてファルセットになります。
最高音にパッサーレしていくにはマスケラの感覚がとても重要です。しかし、これは本当に難しい。
ちなみに、パッサージョやアクートで喉がアペルトでないとミックスボイス化します。
そっちに入ると最高音が出なくなるので、ミックスボイスに逃げずにソプラクートしていくルートを見つけないといけません。
今並行してD~Eのロングトーンが頻発する曲を練習しています。
テクニックがより洗練されてきたら、また音源を公開したいと思います。
※音源はこちら
ttp://firestorage.jp/download/c6919e002065462dfd43b5abf062417d0e4cfac1