某団定演鑑賞、Y混声練習(12/9)
土曜日は、合唱団Sの常任指揮者の先生が指導されている別団の定演を聴きに行ってきました。入場料無料なので、ハズれでも精神的ダメージが少ないですからね(失礼)
アカペラ曲を演奏する団体だそうですが、人数が10人ちょっとしかいない。。。しかも、男性はテノール1名、バス2名です。よくこれでやるなーというのがファーストインプレッション。
私は声楽をやっている関係で、合唱を聴いてもまず発声がどの水準にあるのかを見てしまいます。指揮者の先生は、「発声は個人でやるもの。合唱団では音程を第一に考える。」という立場であると以前お話して伺いました。その意味では、実にその言葉通りの演奏であったように思います。
と言うか、あのような(失礼)発声レベルで、よく最後まで大きな破綻もせず、また、かなり難しいと思われる曲集を歌い切ったなと感心しました。私は、「音程が取れないのは発声が間違ってるから」という立場ですが、必ずしもそうではないのか?と思わざるを得なかったです。
と、そこには賛辞を送りたいのですが、やはり発声ができてないので、表現力には乏しく私が満足行く水準の演奏ではありませんでした。(でも、タダなのでそんなに不満はありません)
さて、演奏会後はY混声の練習です。
この日は、ポップスの練習でした。・・・ポップスを歌うモチベーションはあまり無いので、個人的には特に興味深い練習ではありません。
しかも、編曲が混声3部なんですよ。
バスとテノールは本来かけ離れている声種なので、3部編曲にするとお互いに無理が生じます。つまり、テノールにとっては低く、バスにとっては高い、というキーになってしまうのです。まぁハイバリトンにとってはちょうどいいのかもしれませんが笑
そういう事情もあって、このポップス曲集に取り組んでもあまり私としては得るものがありません。かなしいねーTT